検索

小学生にとって工場見学はいいことづくめ!参加しておきたい魅力満載の工場11選

その他
小学生にとって工場見学はいいことづくめ!参加しておきたい魅力満載の工場11選

小学生の子どもにとって、工場見学は普段の勉強では学べないものづくりの流れを視覚や聴覚などで体感できる絶好の機会です。直に観察することで、ものづくりの流れや大変さを強く記憶に残しておけるでしょう。

親としては、一度は子どもに経験させてあげたいですよね。

ここでは、工場見学によって得られるメリットに加え、行っておきたい魅力満載の工場をまとめました。ぜひ参考にして、足を運んでみてください。非日常の空間を楽しみましょう。

もくじ

    魅力が満載!工場見学で得られるメリットとは?

    工場見学によって得られるメリットは、大人にとってもたくさんあります。
    詳しく解説していきましょう。

    日常では見られない仕事の様子を観察できる

    日常生活ではなかなか見られない仕事の様子を観察できることが、工場見学の大きなメリット。
    いつも何気なく使っている商品や口にしている食品が、長いベルトコンベヤー上で完成に向け、できあがっていく様子を楽しみながら観察できます。工場によっては、職人さんが製品を手際よく作っている様子や、製品が出荷される流れも目にすることができるかもしれません。
    製品が完成へと近づいていく様子を見学することで、ものづくりの大変さが理解できるでしょう。

    五感を使ってものづくりを体感できる

    視覚のほか、聴覚、嗅覚、触覚、味覚といった五感をフルに使って、ものづくりを体感できる点も大きなメリットです。
    製品が段階をふんでできあがっていく様子は、テレビ番組でもよく紹介されています。また、企業の公式ホームページでバーチャル体験ができるものもあります。
    しかし、「音を聞く」「製品の匂いを嗅ぐ」など、五感をフルに使ってものづくりを体感できるのは、工場見学ならでは。
    機械が作動している大きな音や製品の素材の匂い、作りたての製品の味。これらは、テレビやホームページでは決して体感できない要素です。
    ものづくりをリアルに感じられることが、工場見学の醍醐味といえるでしょう。
    現場で働いている人の生の声を直接聞く機会もあるので、子どもにとって「働くこと」が身近に感じられるかもしれません。

    子どもの好奇心を育む

    「なぜこうなるの?」「どうやってできるの?」という、小学生の子どもの好奇心を育んでくれるのが工場見学です。
    ものづくりの裏側を直に観察する機会が、「この商品はどうやってできるのだろう?」という疑問を解決し、子どもの知的好奇心をさらに育ててくれます。
    普段何気なく使っている商品の製造工程を見学することで、ものづくりへの興味や関心がより深くなるでしょう。
     

    試飲や試食ができることがある

    食品を作る工場では、試飲や試食ができることもあります。
    できたての食品をすぐに味わえる点は、子どもだけでなく、大人にとっても嬉しいですよね。
    普段の生活ではお店で購入したものを食べますが、できたてを口にできることは、特別感も感じられます。「普段食べているものとは少し違う」と、新たな発見や感動を得られるかもしれませんよ。

    魅力がたくさん!見学におすすめの工場を一挙紹介

    大人も楽しめる工場を、北から順に紹介しましょう。
    ぜひ足を運んで、楽しみながらものづくりの工程を学んでください。

    雪印メグミルク 酪農と乳の歴史館・札幌工場

    引用元:雪印メグミルク株式会社公式


    牛乳やチーズで有名な雪印メグミルク。
    青の看板が映える札幌工場では、牛乳が製造されていく様子を窓越しで見学できます。
    歴史館では、乳製品の製造機器や工場の1/30模型、今は製造されていないアイスクリームのパッケージなどの展示が楽しめます。つい見入ってしまいそうですね。
    見学後には、牛乳やチーズの試食も人気を集めています。工場直送の牛乳がすぐ飲めるので、普段の牛乳とは違う味を楽しめるかもしれません。
    見学は完全予約制なので、1営業日前までに電話で予約をしてください。

    【雪印メグミルク 酪農と乳の歴史館・札幌工場】

     
    北海道・東北の工場見学は、以下のサイトも参考にしてください。
    北海道でおすすめのオープンファクトリー・工場見学 6選!(料金・お土産・試食・体験) (factoris.jp)
    東北地方でおすすめのオープンファクトリー・工場見学 21選!(料金・お土産・試食・体験) (factoris.jp)

    カルビー清原工場

    引用元:カルビー公式


    「やめられないとまらない」のフレーズが有名な「かっぱえびせん」と、おいしさにこだわったグラノーラ「フルグラ」の製造工程が見学できる工場です。
    製品がどのように作られているのかを窓から見学できます。フルグラの甘い香りも感じられるので、まさに五感でものづくりを体感できるでしょう。
    2023年にリニューアルした明るい雰囲気の見学通路も楽しめます。製品をイメージした通路なので、写真を撮るのもいいですね。
    工場見学は、公式サイトから申し込みできます。
    「ご来場に際してのお知らせとお願い」を確認したうえで、申込みボタンから見学希望日の1週間前までに申し込んでください。
     
    【カルビー清原工場】

    グリコピア・イースト

    引用元:江崎グリコ公式


    おなじみのポッキーやプリッツができていく工程やグリコのおもちゃなどを見学できる、ユニークな施設。楽しみながらお菓子の世界を体感できます。
    「ポッキーストリート」や「プリッツストリート」では、ポッキーやプリッツが作られる様子をガラス越しに見学できます。
    原料の混合から、製造・包装までの生産ラインが100mにわたって続いています。ずらりと並ぶポッキーやプリッツは圧巻ですよ。見学後は、ポッキーやプリッツがより好きになれそうですね。
    また、グリコ創業者やチョコレートに関する上映やクイズに挑戦できる「スタジアムホール」、有名なグリコのマークと写真が撮れる「フォトスタジオゾーン」。1,500点ものグリコのおもちゃが展示されている「ミュージアムゾーン」もあり、非常に充実した内容となっています。
     
    【グリコピア・イースト】

    赤城乳業 本庄千本さくら「5S」工場

    引用元:赤城乳業株式会社公式


    「赤城乳業」は、アイスの定番「ガリガリ君」で有名な会社です。
    見学コースは、製品を生産する工場内はもちろん、検査室にも窓を作り、品質検査の様子も見ることが可能。「食の安全」への関心の高まりから、品質検査も見学コースに組み入れることにしたそうです。
    工場では、アイスができるまでの工程が見学できるほか、映像でガリガリ君の製造秘話や赤城乳業の歴史も学べる点が魅力。
    見学後に案内される「ガリガリ君広場」では、ガリガリ君のオブジェと記念撮影もできますよ。
    工場見学は予約制になっているので、公式ホームページから申し込んでください。
     
    【赤城乳業 本庄千本さくら「5S」工場】

    ANA Blue Hangar Tour(ブルーハンガーツアー)

    引用元:ANAグループ公式


    日本でも有数の航空会社であるANA。
    ブルーハンガーツアーでは、ANAグループの安全運航を支える「整備部門」を紹介。実物の飛行機と整備士が働いている様子を間近で見学できます。
    飛行機の大きさや音、振動、匂いを直に感じられるので、迫力も十分。整備士がどのようにして人々の安全を守っているのか、じっくり観察できるチャンスです。
    整備作業の模擬体験ができる施設もあり。子どもの将来の夢にも繋がるかもしれませんね。
    予約は、インターネット予約のみです。公式ホームページから申し込んでください。

    【ANA Blue Hangar Tour(ブルーハンガーツアー)】

    サントリーホール バックステージツアー

    引用元:サントリーパブリシティサービス公式

    クラシック音楽の殿堂であるサントリーホール。
    バックステージツアーでは、楽屋やアーティスト・ラウンジなど、通常では入れない場所を見学できます。さまざまなこだわりがつまったサントリーホールを、スタッフが丁寧に案内してくれます。
    アーティストの楽屋の中やステージ周辺の様子も見学できるのは貴重ですよね。
    昼休みには、無料の「オルガン プロムナード コンサート」を鑑賞。世界最大級のオルガンの音を楽しめます。
    ピアノやオルガン、エレクトーンを習っている子どもにおすすめのツアーです。
    事前申込制なので、公式ホームページから申し込んでください。ただし、ツアー対象者は、サントリーホールメンバーズ・クラブWEB会員の人のみなので、注意しましょう。

    【サントリーホール バックステージツアー】

    カップヌードルミュージアム

    引用元:カップヌードルミュージアム大阪池田公式


    誰もが一度は食べたことがあるだろうチキンラーメンやカップヌードル。発明した安藤百福の軌跡や世界のインスタントラーメンなどを学べる体験型ミュージアムです。
    インスタントラーメンに関するさまざまな展示や歴史などを通じて、発明・発見の大切さについて伝えています。
    チキンラーメンの手作り体験や、世界でひとつだけのマイカップヌードルを作れる工房など、子どもから大人まで楽しめるでしょう。
    チキンラーメンファクトリーは、「チキンラーメン」を手作りできる工房。自分でこねて伸ばした小麦粉が、「瞬間油熱乾燥法」で乾燥するまでの工程を体験できます。
    マイカップヌードルファクトリーは、自分だけのオリジナルカップヌードルを作れる工房です。スープと具材を自由に選んで、世界でひとつだけのカップヌードルを作りましょう。
    ファクトリーは要予約。インターネットまたは電話で事前予約できます。
     
    【カップヌードルミュージアム横浜】

    • 住所:神奈川県横浜市中区新港2-3-4
    • 開館時間:10:00〜18:00 (入館は17:00まで)
    • 入館料:大人 (大学生以上):500円  高校生以下は無料
    • 公式HP:https://www.cupnoodles-museum.jp/ja/yokohama/


    【カップヌードルミュージアム大阪池田】

     
    関東・甲信越・北陸・東海の工場見学は、以下のサイトも参考にしてください。
    関東地方でおすすめのオープンファクトリー・工場見学 54選!(料金・お土産・試食・体験) (factoris.jp)
    甲信越地方でおすすめのオープンファクトリー・工場見学 15選!(料金・お土産・試食・体験) (factoris.jp)
    北陸地方でおすすめのオープンファクトリー・工場見学 12選!(料金・お土産・試食・体験) (factoris.jp)
    東海地方でおすすめのオープンファクトリー・工場見学 27選!(料金・お土産・試食・体験) (factoris.jp)

    独立法人造幣局

    引用元:独立行政法人造幣局公式


    造幣局では、貨幣工場の見学を行っています。工場には見学用の特別な廊下を作り、ガイドが説明しながら案内してくれます。
    貨幣は機械の中を通っているので、モニターで製造過程が見学できます。その日に作られたばかりの、きれいな貨幣も見られるのが嬉しいポイント。
    工場見学は予約制なので、電話にて予約してください。
    造幣博物館では、日本の造幣の歴史、昔の貨幣や海外の貨幣の展示などが見られます。博物館は予約なしで入館できるので、気軽に寄ってみましょう。(開館9:00~16:45、無料)

    【独立法人造幣局】

    コクヨ工業滋賀

    ものづくりへのこだわりがつまった、コクヨのノート工場の見学を実施しています。
    100年以上続いている歴史を、資料とともに見学できます。初代のキャンパスノートは必見。さまざまな表紙のキャンパスノートが展示されています。
    大きなロール紙からノートが製造されていく工程を間近で見学でき、記憶にも残りやすいですね。見学後には、無線綴じノートの引っ張り実験など、品質の高さを体験できるアトラクションも楽しめます。
    工場でしか買えない商品もあるので、お土産などにもおすすめ。品質の高さやノート作りの工程が体感できる工場見学です。
    公式ホームページの申し込みフォームにて予約できます。Webのみの対応となっているので注意しましょう。
     
    【コクヨ工業滋賀】

     

    花王和歌山工場・花王エコラボミュージアム

    生活に身近な製品の生産ラインを見学できる、和歌山工場見学プログラムを実施しています。花王エコラボミュージアムと隣接しているので、ミュージアムの見学も可能。
    工場内部に加え、衣料用洗剤、住居用洗剤、食器用洗剤などの工場ラインを見学できます。洗剤がボトルに詰められていく様子、箱詰めの様子などを観察できるので、何気なく使っている商品がぐんと身近に感じられそうです。
    エコラボミュージアムでは、油と洗剤を使った実験を行うなど、実際に花王で使われているエコ技術を体験できます。また、段ボールを薄くする・ゴミを減らすといった、花王がどのようにエコ活動に取り組んでいるのかも学べる施設です。
    環境学習への興味や理解を深められるでしょう。
    なお、花王は、「海をはじめとする豊かな自然環境の継承に関する」SDGsの実現にも積極的に取り組んでいる点が特徴。SDGsについては、以下の記事も参考にしてください。
    【SDGs14.海の豊かさを守るために…】海洋プラスチックについて考えてみよう! (miraii.jp)
    「SDGs 14.海の豊かさを守ろう」の取り組み事例を解説! (miraii.jp)

    事前予約制となっているので、まずは電話で申し込んでください。
     
    【花王和歌山工場・花王エコラボミュージアム】

     
    関西・中国・四国の工場見学は、以下のサイトも参考にしてください。
    関西地方でおすすめのオープンファクトリー・工場見学 26選!(料金・お土産・試食・体験) (factoris.jp)
    中国地方でおすすめのオープンファクトリー・工場見学 20選!(料金・お土産・試食・体験) (factoris.jp)
    四国地方でおすすめのオープンファクトリー・工場見学 15選!(料金・お土産・試食・体験) (factoris.jp)

    博多の食と文化の博物館ハクハク

    引用元:博多の食と文化の博物館 ハクハク公式


    明太子ができるまでを楽しく学べる見学施設です。漬込室、計量室、包装室の3つのセクションで、明太子の製造工程を見学できます。明太子の原料や作り方のほか、歴史についても深く学べる点が、この施設の魅力。
    さまざまな解説コーナーや計量体験ゲームなど、楽しめるコーナーも充実しています。ゲームでは工場の人と競いながら、明太子にまつわる知識を学べます。子どもだけでなく、大人もきっと楽しめるはず。
    公式ホームページから予約可能です。
     
    【博多の食と文化の博物館ハクハク】

    • 住所:福岡県福岡市東区社領2-14-28
    • 営業時間:10:00~16:00(最終入館 15:30)
    • 入館料:大人(中学生以上)300円、小学生以下 無料
    • 公式HP:https://117hakuhaku.com/


    九州・沖縄の工場見学は、以下のサイトも参考にしてください。
    九州・沖縄地方でおすすめのオープンファクトリー・工場見学 28選!(料金・お土産・試食・体験) (factoris.jp)

    工場見学は子どもの成長にも繋がる

    工場見学は、子どもの好奇心を育んでくれるだけでなく、ものづくりの過程を五感で体感できる貴重な機会です。
    商品がどのように作られていくかを直に見学することで、ものづくりの大変さが実感できるでしょう。ものを大切に扱うようになったり、作ってくれる人に感謝しながら食品を食べられるようになったり。工場見学は、子どもの精神的な成長にも繋がっていくはずです。
    さらには、ものづくりに興味を持ち、「将来こんな仕事をやってみたい!」という夢ができるかもしれません。
    地域の工場見学が開催されることもあるので、小学校からのチラシや、区報などもこまめにチェックしてみるとよいですね。時間を見つけて、ぜひお子さまと一緒に工場まで足を運んでみてください。親子で楽しい時間を過ごせるでしょう。
     
    工場見学は、自由研究のテーマとしてもおすすめです!
    以下の記事を参考にしてください。
    夏休み終盤でも大丈夫!1日で終わる学年別おすすめの自由研究テーマ (miraii.jp)
    【小学生の自由研究特集】進め方にまとめ方、各年別お勧めテーマも紹介! (miraii.jp)
    コンタクトレンズの空ケースをリサイクル!シードのSDGsとは!

    関連記事